フリーランスは"健康保険組合"に入って健康保険料を安くしよう!

コラム

フリーランスは"健康保険組合"に入って健康保険料を安くしよう!

健康保険。

会社員時代は会社の健康保険に加入していたのだが、フリーランスの場合はどうなるのだろう。

生活と密接に関わり、大きな費用となるのが「健康保険」だ。

国民皆保険制度と言われるように、日本人である以上、必ず健康保険に入らなければならない

会社員時代は会社の健康保険に入り、費用は会社と社員で折半である。

以外と知らない人も多いが、健康保険は会社側も自分の保険費用を払ってくれている。

例えば月4万円なら2万円ずつの負担。

それがフリーランスではどうなるのかというと、全額自己負担となる。

これがかなり圧迫するもので、どうにか安くならないものかと模索するようになる。

行政から保険料決定の通知が来ると、その高さに驚愕する。

上記でも述べたように、それは会社が半分の費用を払ってくれていたから である。

行政の健康保険は高い

その費用はどう決まるのかというと、「昨年度の所得に応じ決定」される。

つまり稼いだ人程高く、あまり稼ぎがなかった人程安い。

 

健康保険組合に加入し、健康保険を安くしよう

 

ではどうするのがいいか。

答えは、『自分が所属する業界の健康保険に入る』事である。

例えば僕はクリエイティブ・芸術の仕事をしている。

僕が入れる団体は「文芸美術国民健康保険組合」という組合がある。

これに加入する事が出来ると、費用は「どれだけ稼いでも一定額」となり、圧倒的に費用を削減させる事ができる。

加入には青色申告の写しが必要な事もあり、つまり開業2年目以降でないと加入できない事も多いので要注意だ。

 

まずは自分が従事している職業から、健康保険組合を調べてみよう。

例えば建築・建設業なら建設国保、美容師なら東京美容国民健康保険組合、IT系は関東ITソフトウェア健康保険組合、ミュージシャンは日本音楽家ユニオン、など全国に約180もの団体がある。

 

文芸美術国民健康保険組合

 

「文美国保」と呼ばれる健保組合に加入するには、諸条件に加え、組合加盟の各団体の会員である事が条件となる。

日本国内に住所を有し、文芸、美術及び著作活動に従事し、かつ、 組合加盟の各団体の会員である者とその家族。

●なお、法人事業所の事業主、従業員の方々は健康保険が強制適用となっており、当組合を含め、国民健康保険には加入できません。

●後期高齢者の方(75歳以上の方、または65歳以上75歳未満で広域連合より認定を受けている障害者の方)は加入できません。

●住民票上同一世帯の方については、健康保険に加入すべき方、後期高齢者医療制度に加入されている方を除き、ご一緒に加入となります。

via:加入資格

この各団体というのは、実に多くの団体があり、僕は日本イラストレーション協会(JILLA)に加入している。

写真家やインテリアデザイナーなどなど、自分の職業に一番近しい団体のウェブサイトをチェックしてみよう。

団体は以下の通り。

アンチモニー型工芸組合
いけばな協会
NHK専属作家協会
現代歌人協会
工芸美術家健保会 北村 眞一 様方
ジャパン デザイン プロデューサーズ ユニオン
全日本書道連盟
全日本書文化振興連盟
著作家健保会
デザイナ-健保会
東京イラストレーターズ・ソサエティ
東京グラフィックデザイナーズクラブ
東京コピーライターズクラブ
東京版下書道組合
東京模様糊画組合
日本アニメーション協会
日本アニメーター・演出協会
日本イラストレーション協会
日本インダストリアルデザイナー協会
日本インテリアコーディネーター協会
日本インテリアデザイナー協会
日本インテリアプランナー協会
日本映画監督協会
日本映画テレビプロデューサー協会
日本映画ペンクラブ
日本エッセイスト・クラブ
日本演劇協会
日本脚本家連盟
(公社)日本グラフィックデザイナー協会
日本クラフトデザイン協会
日本ゲームシナリオライター協会
日本広告写真家協会
日本サインデザイン協会
日本作曲家協議会
日本作詩家協会
日本作編曲家協会
日本児童出版美術家連盟
日本児童文学者協会
日本児童文芸家協会
日本シナリオ作家協会
日本写真家協会
日本写真館協会
日本写真作家協会
日本ジュエリーデザイナー協会
日本出版美術家連盟
日本商環境デザイン協会
日本推理作家協会
日本スポーツプレス協会
日本タイポグラフィ協会
日本彫型協会
日本空間デザイン協会
日本デザイン書道作家協会
日本デジタルライターズ協会
日本図書設計家協会
日本ネットクリエイター協会
日本パッケージデザイン協会
日本美術家連盟
日本文芸家協会
日本漫画家協会
日本モータースポーツ記者会
日本理科美術協会
日本レース写真家協会
俳人協会
美術評論家協会
美術評論家連盟
VFX-JAPAN
マンガジャパン
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン

 

執筆時点では健康保険の月額は、ひとり19,600円、家族 10,300円、介護保険料 4,000円 となっている。

文美国保は疾病予防費助成という事で、健康診断や人間ドックの補助もあるので有り難い。

 

イラストレーターやデザイナーは日本イラストレーション協会(JILLA)への加入がオススメ!

僕はJILLAに加入している。

多くのセミナーがあったり、組合員の作品をまとめた冊子があったり、Adobe Creative Cloudの割引サービスがあったりする。

全国で最もポピュラーな団体でもあり、加入人数も多い。

フリーランスは"健康保険組合"に入って健康保険料を安くしよう!

 

任意継続被保険者となって会社の保険を引き継ぐ

 

もう一つは、「会社の健康保険を引き継ぐ」方法。

任意で、加入していた健康保険を継続する事ができる。任意継続被保険者という制度。

ただしこれは期限があり、2年間が上限となる。

この場合も会社負担はなくなってしまうので、保険料は割高になる。

保険料は退職時の給与がベースとなり算出されるが、上限が28万円となっていて、それ以上の報酬を得ていた場合は上限の28万円で算出される。

 

 

配偶者の健康保険の扶養に入る

 

3つ目は「配偶者の健康保険の扶養に入る」

昔アルバイトをしている時に言われなかっただろうか。

「1年間で○円を超えると親の扶養から外れる」と。

執筆時点では130万円。

1年間の所得が130万円以内なら配偶者の会社の健康保険に入る事ができる。

配偶者の会社からの印象の問題もあるのだが、所得が低い場合は特に有効だ。

 

 

さいごに

 

フリーランスは出ていくお金と入ってくるお金を会社員時代よりも厳密に管理しなくてはならない。

健康保険はその最も大切な項目の一つ。

家計におけるウェイトの高いものであるので、しっかりと支出をコントロールして守るべきお金は守らなければならない。

この記事が貴方にとって役に立ってくれれば幸いだ。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

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とも

CGアーティスト。 フリーランスとして働き、当ブログでノウハウを公開。

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