フリーランスに必要な知識、体験談。独立準備と税金の知識を得る!

コラム

フリーランスに必要な知識、体験談。独立準備と税金の知識を得る!

僕はフリーランスのイラストレーターだ。

このフリーランス生活を通じて感じた事、分かったこと、これからの事、とにかく色々ある。

独立」とは。「個人事業主」 「フリーランス」とは。

準備は?独立したあとにした事は?

この記事は広く浅く説明した記事となる。

より詳しい話は各項目ごとのリンクを追ってほしい。

そして独立を考える人にとって、少しでも役に立てればと思う。

 

はじめに

あまり詳しくは書けないのだが、僕はCG系のイラストレーター。

主に広告やコンペなどの手伝いをしている。

以前はデザイン会社に10年程勤め、独立を果たした。

よく「なんで独立したの?」「稼げる見込みあるの?」とか訊かれるのだが、僕は「自信があるから独立したんだ。稼げなけりゃ何か考えるよ。」と公言している。

要は「自分のチカラで、自分の名前でこの世界に挑戦してみたかった」のだ。

初年度は投資が嵩み、そこまでの利益は出なかった。

独立はゴールではなくスタート地点。

いい時もあれば悪い時もある。

いいスタートを切れ、ずっとずっと楽しく健やかに日々を送る事が出来ればいいと思う。

 

独立準備

これがとにかく面倒であった。

当然の事ながら会社に「辞めます。独立します。」と伝えなければいけない。

紆余曲折あったのだが、8月に辞意を伝え、3月末退社となった。

辞めるひと月前くらいからサラリーマンとしてやった事。

  • 得意先に報告
  • 社内の身辺整理
  • 後輩へのフォロー
  • 仕事の引き継ぎ

フリーランス準備としてやった事

  • 屋号決め
  • 名刺作成
  • ソフトやワークステーションの準備
  • 作業場の確保

が主だ。

社内整理は世間の退社と同じであろう。

心がけてほしいのは、とにかく円満に退社する事

会社によっては、そのままクライアントになる事もあるし、困った時の相談役になってくれる事もある。

僕は今でも「いつでも戻ってきてくれ」と言われる。

これがどんなに有り難い事か。

 

機材と名刺

フリーランスの準備。

まずお金が相当かかった

ソフトも高ければワークステーションも高い。

総額100万円は超えた。

毎年機材費は形状していて、累計額は結構な数字になる。

CG屋なのでやはり設備費はかなりかかる。

幸い名刺作成についてはそこまで時間がかからなかった。

簡単なデザインは出来るので、綺麗に見えるようにIllustratorでデザインし、ネットで注文した。

ただ1点、紙質には相当こだわった

選んだ紙は「アラベール

この紙は肌触りがとても良い。

名刺は正に顔となるものだ

もし独立を考えている人が居たなら、名刺にはある程度凝ろう。

特に紙は重要だ。

分かる人が触ればそれだけでどの程度のクオリティの紙なのかが自然に判る。

紙の種類は勿論、厚みや箔押し、エンボス加工など様々なオプションがある。

ただ、盛り盛りなものはお金がかかる。

問題なければそれでもいいのだが、やはり経費は最小限なのも鉄則。いい塩梅のところに落としたいものだ。

もう一度言おう。名刺は顔だ。

「適当でいいや」となってしまっては、間違いなく今後の仕事に影響が出る。

間違っても自宅でプリンタ出力の名刺だけはやめておこう。ミシン目が出るから1発で分かりますよ。

 

個人的にオススメしたい所は

ラクスル

印刷通販@グラフィック

僕はこの2つを主に印刷関係を任せている。

名刺印刷はYMCARDなんかはコスパ高くてオススメです。

 

名刺をつくろう!デザインの基礎知識とやってはいけない事。

 

事務所はどうする?

次に作業場の確保。

僕の場合、知り合いのデザイン事務所に間借りしている。

しかし多くの場合はハコを借りたり自宅でやる場合もあるだろう。

今の時代はとても恵まれていて、インキュベーションオフィスというものがある。

これは大きなハコを皆でシェアするというものだ。

創業時の会社や、個人事業主、サラリーマンが会社でなく個人的に集中して仕事をしたい時に利用するものだ。

時間貸しのものから月極め、個室鍵付きのものまで多様な種類がある。

ノートパソコンで十分なら最安価のプランで借りられるし、僕のような機材モリモリな人は個室鍵付きのものがいいだろう。

 

自宅も確かにいい。

経費もかからないし、通勤もない。

だが、僕の結論は「相当な気力がないと自宅はやめといた方がいい」のである。

仕事部屋 みたいなものがあるならまだしも、そうでないなら絶対にやめた方がいい。

何故かと言うと、オンとオフのメリハリが付かず、だらだらとしてしまう。

人間ですから。

そして出不精になり生活リズムは悪化、その結果絶対に太る。

そんな理由から相当な気力がないのなら場所を借りた方がいい。

少しでも歩いて、外の空気に触れ、陽を浴びる時間はとても大切だ。

 

事務所について掘り下げた記事はこちら。

事務所は借りる?自宅でOK?費用やメリット・デメリットを考えてみる

 

 

 

自宅やシェアオフィスで仕事をしてはいけない?答えはYES。

 

先述したインキュベーションオフィス。

紹介したのもなんだが、個人的にはあまりオススメしない

どういった業種で起業するのかにもよるのだが、「人と会ったり打合せをよくする」業態であるなら絶対にやめた方がいい。

なぜかと言うと、「調べられたら一発で悟られる」からである。

ブロガーやあまり人と会わない仕事であれば全然問題ないだろう。

しかし、インキュベーションオフィスは人と会う仕事である以上避けた方がいい。

印象が良くないのだ。

あぁ、お金がないのかな。シェアオフィスなんだ。」と思われるだろう。

そうなると「入ってくる仕事の質」に影響が出てくる

毎日の銭を追い求めるような仕事の仕方になる。

クライアントも「いかに安く使ってやろうか」と思うような低品質な仕事に毎日を消費する事になるだろう。

 

同様に自宅を仕事場にする人も上記のような例になりがちである。

例えば、お客さんと電話している時。

家の音がするというのは非常に印象が良くない

完全に一人でやっているのならまだしも、もし子供や赤ちゃんがいれば?

絶妙なタイミングでアクシデントは起こるもの

こうなればクライアントは「家でやってるんだ。」と思い、自ずと自分に対し「遠慮するようになる

そんな遠慮をしなくてはならない相手に質の良い仕事が廻ってくると思うかどうか。

僕は思わない。

なぜこちらが遠慮しなくてはならないのか。

適当に仕事をしているんではないだろうか。

などと思ったり潜在的に感じる人は意外に多い。

 

そして、打合せが必要な場合は、いつも行ってるだけではいけない

たまには来てもらう必要もある

何故かと言うと、「こんな所で仕事をしているんですよ。」というアピールにもなる。

しっかりした事務所でしっかりした仕事をする。」この安心感というのが仕事の質に直結すると僕は考えている。

間借りでもいいので、ちゃんとした事務所を構えるというメリットは多大に存在する。

 

創業資金はどうする?

何の職業かにもよるが、開業資金というのは大なり小なり必要になる

基本的に最低でも半年は収入無しでも貯金が底を付かないように予め用意しておこう。

僕は結構ギリギリだった。

仕事の納期や締め日の関係で、お金が入るのが遅くなり、最近やっとお金が回り出すのは最低半年はかかる。

創業資金と言えば、行政が支援してくれるケースもある

給付金であったり、支援金であったりと多様だ。

こればかりは、住んでいる自治体によって様々であるので、一度行政のウェブサイトをチェックしてみるといいだろう。

 

なんのかんので1年近くは結構危なかった。

一度貯金も尽きかけ、次の報酬が入るまで非常にストレスがかかる。

精神的にも安定しないので、貯金だけはしておこう。

 

 

ウェブサイトをつくろう

独立して暫くは懸命に毎日を送る事になるだろう。

会社勤めの時よりも忙しくなるかもしれない。

最初は「独立祝い」と称して案件もくれる事もある。

僕はそのパターンだった。

幸いにものっけから大忙しだった。

それと並行していた作業はウェブサイトの準備だ。

世の中には多くのウェブサイトが存在する。このサイトもそのひとつだ。

まず絶対に必要なのが「自分のウェブサイト」だ。

開業する以上、多くの人に知ってもらわなければならない。

特に物を売ったりサービスを提供する職種は特にそうだ。

私の存在は誰も知らない

そう。誰も自分の事は知ってはいないのだ

ウェブサイトは「ここにこんなモノを売ってる人がいますよ!」「僕は私はこんな事ができますよ!」という存在をアピールするためのツール

ウェブサイトはどんな方法でも作る事ができる。

無料のものもあれば有料のものも。

初心者にいきなりAdobeを使ってウェブサイトを制作・・・というのも到底出来ない話なので

少しでもネットの知識がある人には、僕はWordPressを使う事をオススメする。

WordPressというのは、プログラムの事。

WordPressを使い、有料のテーマを買う

それだけでかなり見映えのするウェブサイトが出来上がる。

最初は分かりにくいが、段々と分かってくるだろう。

もし可能なら在職中にWordPressでサイトを作っておくのがいいと思う。

WordPressについては後述する。

 

殆どPCやITの事は分からない という人には「はてなブログ」をオススメする。

そう、ブログだ。

先述したWordPressもほぼブログなのだ。

ウェブサイトについては より掘り下げた記事をどうぞ。

ウェブサイトやブログ、ポートフォリオを作って自分を知ってもらおう!

 

税金・保険を考えよう

健康保険を安くするには

 

保険には色々ある。

まず生活と密接に関わり大きな費用となるのが「健康保険」だ。

国民皆保険制度と言われるように、日本人である以上、必ず健康保険に入らなければならない。

会社員時代は会社の健康保険に入り、費用は会社と社員で折半だった。

以外と知らない人も多いが、健康保険は会社側も自分の保険費用を払ってくれている。

例えば月4万円なら2万円ずつの負担。

それがフリーランスではどうなるのかというと、全額自己負担となる。

これがかなり圧迫するもので、どうにか安くならないものかと模索するようになる。

行政の健康保険は高い

その費用はどう決まるのかというと、「昨年度の所得に応じ決定」される。

つまり稼いだ人程高く、あまり稼ぎがなかった人程安い。

 

ではどうするのがいいか。

答えは、『自分が所属する業界の健康保険に入る』事である。

例えば僕はクリエイティブ・芸術の仕事をしている。

僕が入れる団体は「文芸美術国民健康保険組合」という組合がある。

これに加入する事が出来ると、費用は「どれだけ稼いでも一定額」となり、圧倒的に費用を削減させる事ができる。

多くの職業ごとにこういった組合があるので、まずは調べてみよう。

加入には青色申告の写しが必要な事もあり、つまり開業2年目以降でないと加入できない事も多いので要注意だ。

 

もう一つは、「会社の健康保険を引き継ぐ」方法。

任意で、加入していた健康保険を継続する事ができる。任意継続被保険者という制度。

ただしこれは期限があり、2年間が上限となる。

 

3つ目は「配偶者の健康保険の扶養に入る」

昔アルバイトをしている時に言われなかっただろうか。

「1年間で○円を超えると親の扶養から外れる」と。

執筆時点では130万円。

1年間の所得が130万円以内なら配偶者の会社の健康保険に入る事ができる。

 

いろんな税金を知ろう

 

フリーランスになれば痛感させられるのが税金だ。

1年目は会社員時代に稼いでいた額の税金が課せられる。

2年目以降、1部は下記のような税金が発生する。

  • 所得税…個人の所得対してかかる税金
  • 住民税…住民票がある地域に対してかかる税金
  • 個人事業税…個人事業主の所得に応じてかかる税金
  • 消費税…支払った消費税と、領収した消費税との差額を納める
  • 健康保険…行政が国民健康保険に要する費用に充てる税金
  • 国民年金…20歳~60歳の日本国内に住む、すべての人が加入する公的年金
  • 印紙税…契約書や領収書など、文書にかかる税金

各税金に対して理解を深め、節税対策を行う事によって税金は削減する事ができる。

勿論限度はあるのだが、守るべきお金を守らないでいれば、無駄に税金を払い自らが潤うことは難しい。

 

まとめ

 

フリーランス・自営業になるという事は、嫌でもお金と向き合わなければならない。

もちろん自らのスキルアップも日々図り、税金の知識、営業の知識経験、クライアントやチームとの交流、日々の情報発信などと、

あらゆる事を自分自身で行わなければならない。

外注して簡略化する事も出来るが、それは地盤を固めた後の話。

まずは自分自身で経験し、知識を得よう。

 

この記事では常に変わっていく情勢などを考慮し、掘り下げた記事へのリンクと記事の更新を随時行っていきます。

 

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  • この記事を書いた人

とも

CGアーティスト。 フリーランスとして働き、当ブログでノウハウを公開。

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